京橋にあった焼鳥「炎」が大好きだったんですよ
自己紹介とかぶっ飛ばしてるので私の今に至る前後関係全くわからないですよね。
タイトルにある「焼鳥 炎」を語るには焼鳥 炎と私の関係についての前置きが必要になりますのでできるだけ簡単に。
炭火焼鳥 炎との出会いから現在
まず炎との出会いは私が大阪の京橋に住んでいた頃に遡ります。
多分7年くらい前。
京橋で毎日飲み歩いては美味しいお店を開拓するのが趣味でした。
特に焼鳥が好きで、行きつけが3店舗ほどある中での新規開拓も視野に入れるという焼鳥店のはしごも当たり前なヘビー焼鳥ユーザーでした。
そんな焼鳥まみれの生活を送っていたある日曜の22時頃、彼氏(現在の連れ合い)と飲みたくなって家から出たはいいものの、やってるお店少ないし何食べようかなぁと探す私の目にたまたま入ってきた看板、「焼鳥」の文字。
これが炎との最初の出会いになります。
基本新規開拓に消極的な彼が乗り気でないことは承知の上で半ば強引にこじんまりしたお店に入ると客はおらず、3卓しかないテーブルの一つに案内されました。
他の客がいないことで明らかに「ここは無いわ」感を出す彼。
それを見てちょっとイラっとする私。
私は外食、特に新規開拓する時は「宝物を見つけるワクワク感」がもうたまらなく大好きで、まぁ7,8割くらいは「まぁまぁやね」って感じになっちゃうんですが、そのうちの2,3割を引き当てた瞬間の感動と幸福感を味わいたいがために常に冒険心を持ってお店選びをするわけです。
とりあえず黙ってろ。と言わんばかりに、しょぼくれた顔してビール飲んでる彼を尻目に串を一通りと刺し盛を注文。
ビールを飲みつつ待つこと数分、出てきた刺し盛の綺麗さとボリュームに「これ絶対美味しいやつやん!」と確信しました。
砂肝・肝・心臓・もも・ささみの刺身は全部新鮮さがわかるくらいの味と食感で、彼もパクパクいっちゃってる。
次は串。
炎のつくねを初めて食べた時の衝撃は未だに覚えているくらい、焼き方と味付けが絶妙で最高でした。
ごつい見た目からは想像できない、噛んだ時に感じる表面の絶妙な焼き加減とフワフワ感。甘すぎないタレと卵黄がとろみを感じさせてさらに楽しい食感。
「宝物見つけた!!!」
ってなりましたよね。
他の串も全部焼き加減・タレの味・塩加減、全てがどストライクで、
「京橋の焼鳥はもうここに決まり!」って流れになり、彼も異論はなかったようでそれから週1〜2は通うように。
1年くらいはそのペースで通ったかな。
そんな頃私が妊娠
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京橋で子育てする気にはならず会社(兵庫県)の近くに引っ越す:炎には数ヶ月に1回ペース
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出産後、割と早く仕事復帰して子育て頑張る:生まれて数ヶ月はさすがに行けなかったけど、数ヶ月に1回ペースは保つ
↓
彼の転勤が決まりついていくことに:関西から離れてしまったため年1ペースに
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4年ほど各地を転々として、やっと大阪に戻ってくる←今このへん
そして先日、久しぶりに炎の焼鳥を求めて店に向かうと
あれ、店がない!?
狭い間口の店だったのでもしかしてスルーしちゃった?とその通りを行ったり来たりしてみたものの見つからない…
ショック。
またいつでも通える距離に帰って来たと思ってウキウキしてたのに・・・
閉店!?いや、でも私たちが大阪離れる頃くらいからはいつ来てもお客さんいっぱいで入れなかったこともあったのに店やめるか?もしかして移転!?
脳内でそんな独り言を繰り返しながら数日後、諦めの悪い私はGoogle mapで炎と名のつく焼鳥屋さんを片っ端から洗って、ついに画像から”あの”炎らしきお店を発見しました!
画像の中の食器と焼鳥の焼き加減からこれで間違いない!と感じ、載っていた電話番号に即かけてみました。
相手(おそらくマスター)「はい、もしもし」
とみ「すみません、焼鳥の炎さんですか?」
相手「はい、そうです。」
とみ「京橋にあった炎さんですか?」
マスター「はい、そうです。」
とみ「本当ですか!?移転したんですか!?お店どんな感じですか!?定休日いつですか!?」←かなり矢継ぎ早に聞いた記憶がある
マスター「移転して、カウンターのみになってます。今は予約は取ってないんですけど、不定休なんでまた連絡してもらえたら…」
とそこそこの情報はゲット。
やっぱりあの炎だったぁーーーーー!
ちなみにここね。
カウンターだけになっているそうなので赤子は無理かなぁとまだチャレンジはしていないので、近々1人で行ってみたいと思います!
この記事を見た方で炎の京橋からの移転先を知らなかった方、
そして大阪の焼鳥好きの方、炎行ったことない方はぜひ一度行ってみてください。
そしてつくねを食べてください。
つくね観変わるからマジで。